■ポイント2、自律神経
◆汗をかいてもすぐに乾かない。
高温多湿な夏に原因があるのですが、体温を下げる為に『発汗』をしても、すぐに蒸発しません。ですから、体温調整が上手く出来ない状態になってしまいます。
◆冷房→灼熱 の繰り返しで外部の変化に体が対応出来ない。
人間の体は、環境の変化に即座に対応出来ません。みなさんも感じられると思うのですが、炎天下の外から冷房の効いた部屋に入ると体が暫くほてっていて、更にまた、炎天下の外に出ると体が暫くひんやりしていると思います。
この時、体が必死に外部環境に適応しようとしている時なのです。これが夏場には、頻繁に繰り返されます。
これら2つの要因が過度に続くと『自律神経』に負担をかけてしまい、自律神経が失調してしまいます。
これにより、体のだるみ、立ち眩み、目眩などの症状が現れます。
そして、自律神経が失調気味になると…
◆胃腸が弱くなって栄養の吸収が出来ない。
自律神経が失調気味になると、時期的に暑く血流が悪くなるのも重なり、内蔵、特に胃腸の働きが悪くなります。これにより、食欲不振などの症状が現れます。
更に暑さから、ビールやジュースなどの冷たい物がいつもより多めに欲しくなります。
こうなると、胃腸が冷える、消化酵素が薄まる、などもっと胃腸の働きが悪くなります。
すると、健康維持に必要な
ミネラル
ビタミン類
たんぱく質
これらの吸収が悪くなり、更に夏バテに弱い体になってしまいます。
そして『■ポイント1、汗』でお話した様に、体は汗としてどんどん必要な栄養素を体外へ出して追い討ちをかけてしまいます。
この様な悪循環になってしまい、この状況が酷くなると『夏バテ』になってしまうのです。
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