予防方法は?
クーラー対策


@設定温度

A付き合い方

B服装

これら3点に気を付けていれば、『夏バテ』や『クーラー病』にも効果があり、一石二鳥です。



@設定温度
人間の自律神経の許容範囲から考えると、外と冷房の効いている室内との温度差は、3〜6度辺りが妥当と言われています。
これ以上、温度差のある場所を1日に何度も行き来すると、自律神経がまいってしまい、『夏バテ』を引き起こしてしまいます。
しかし昨今のあの猛暑の夏に、この様な温度設定をするのは無理があります。自分で温度設定が出来ない場所だってあります。
ですから、「暑さから逃げる、クーラーから逃げる」ではなく、「自律神経を守る」という観点で、服装や生活環境を調整して頂ければと思います。ポイントは『少し暑いな〜』と思える状態を維持する事です。

A付き合い方

クーラーの温度調整を日に何度もして、なるべく冷やし過ぎにしない様にする。

時間を決めて窓を開ける、換気をする。

女性や男性、温度変化に強い人弱い人、暑さに強い人、寒さに強い人、など個人差を考える余裕を持つ。

自分で温度を自由に出来る環境があるなら、思い切ってクーラーをOFFにして、暑さになれる練習をする。

勿論これらだけではないですが、大事なのは、クーラーにどっぷりと浸かってしまわない為の工夫です。

B服装
女性と男性で温度の感じ方に違いがある事を認識しましょう。
女性の場合、体全体に占める筋肉の量の違いから、男性に比べてどうしても発熱量が低くなってしまいます。
その上、男性はスーツを着ている事により、室内温度を女性が快適と思われる温度より5度以上下げないと快適とは思えないといわれています。
この様な状況で男性に合わせて室内温度を設定してしまっては、女性は寒くて仕方ありません。
男性の方は、許される範囲で薄着をする、クールビズを採用する、暑くても我慢する、などクーラーに頼らない工夫をしましょう。
女性の方は、上着(特に首回りの熱を逃がさない様にする服装)、カーディガンやジャケット(状況に合わせて温度調整が簡単に出来る服装)、ひざかけ、厚手の靴下、最悪の場合を想定してカイロ。などを用意しておきましょう。


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